駒大のドラ1候補・今永 救援も…
「東都大学野球、亜大2‐1駒大」(2日、神宮球場)
駒大の今秋ドラフト1位候補左腕・今永昇太投手(4年・北筑)が、救援失敗に涙した。
1点ビハインドの八回1死満塁から4番手としてマウンドへ。5番・板山にオール直球勝負を挑んだが、146キロを左前にはじき返されて痛恨の追加点を与えた。
この日は最速147キロを計測。今春のシーズンを棒に振る原因となった左肩腱板の炎症は完治している。今季は徐々に状態を上げてきたが、チームの勝利に結びつかず「僕は4年生なので…。下級生に責任を負わせてしまっている。情けない」と、悔し涙をこぼした。
駒大は2カードを終えて勝ち星なし。完全復活が待たれる大黒柱は「このまま終わるわけにはいかない。力がない人間は、練習するしかない」と、次カードの中大戦での巻き返しを期した。