日本ハム・木佐貫、引退決意も悔いなし

 日本ハム・木佐貫洋投手が30日、札幌市内の球団事務所で現役引退会見を行った。会見場に現れ「本日をもちまして、引退させていただきます」と表明した。

 亜大から02年に自由獲得枠で巨人に入団。1年目から10勝を挙げ新人王にも輝いた。13年オフにはトレードで日本ハムに移籍。プロ13年目の今季は1軍登板は1度もなく、不振に苦しんでいた。「昨年(1勝)1軍での成績がよくなかったので今年が最後だと思って取り組んで参りましたが、ファームでもよくない成績で相手打者がくみしやすいという雰囲気を感じたので(現役が)きつくなってきたのかなと感じた」と引退への決断の経緯を説明。「この決断を考え尽くしてきたので自分は悔いはないです。納得しています」と晴れやかな表情で話した。今季はここまで通算214試合に登板し62勝72敗10セーブ。防御率3・76。

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