日本 韓国にコールド勝ち!世界一王手

宿敵韓国を下し決勝進出を決め、ハイタッチで勝利を喜ぶ日本・清宮幸太郎ら日本ナイン=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「U-18W杯・スーパーラウンド、日本12-0韓国」(4日、甲子園)

 日本が七回コールド勝ちで開幕から負けなしの7連勝。スーパーラウンド1位通過で決勝進出を決め、世界一へ王手をかけた。5日のスーパーラウンド・キューバ戦をへて、決勝の相手は3連覇を目指す米国。前回大会と同じ顔合わせとなる。

 日本は二回2死三塁から伊藤(中京大中京)の右線三塁打で先制。さらに2死三塁から篠原(敦賀気比)が右中間を破る適時二塁打。2死一、二塁からは杉崎(東海大相模)が中前へ落とす適時打を放った。さらに津田(浦和学院)の左中間突破二塁打でたたみ掛け、この回計5点を奪った。

 五回には清宮(早実)の中前打に敵失も絡み加点。さらに2死満塁から篠原が押し出し死球。堀内(静岡)の中前適時打などで計6点を奪って突き放した。

 六回には清宮の遊撃内野安打などで好機を広げ、平沢(仙台育英)の左前適時打でダメ押しした。

 先発の上野(中京大中京)は7回3安打無失点。10奪三振で完封勝利を挙げた。

 西谷監督は「甲子園に戻ってきたというか、やっぱり子どもたちにとっては特別な場所ですので、力をもらったような気がします」と聖地の“後押し”があったと振り返った。

 上野の起用については「(韓国は)バッティングもよく、機動力も使ってくるチーム。スキのないチームだったんですが、ゲームをつくる、制球力、マウンド度胸もある上野に託そうと思いました」と説明した。

 決勝へ向けては「世界一を取るということで集まった20人。あすのスーパーラウンド最後の試合をしっかりと戦い抜いて、決勝戦、必ず勝ちたいと思います」と意気込んでいた。

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