「Ｕ－１８Ｗ杯・スーパーラウンド、日本－韓国」（４日、甲子園）

　ここまで無敗の日本は、決勝進出をかけて韓国と対戦。二回に先制点を奪った。

　１死から平沢が四球で出塁。オコエが中前打で続いて、１死一、二塁とした。

　続く伊藤への初球を、捕手がはじく間に二塁走者・平沢が三進。その後、一塁走者・オコエはけん制で刺されて２死三塁となった。

　しかし打席の伊藤は落ち着いていた。外角球に対して右方向へ流し打ち。右線を破る先制三塁打となった。

　これで終わらない。なおも２死三塁から篠原が右中間を破る適時二塁打。堀内が四球で歩いて相手先発投手を降板させると、２死一、二塁から杉崎が中前へ落とす適時打を放った。さらに津田の左中間突破二塁打でたたみ掛け、この回計５点を奪った。

　日本のスタメンは次の通り。

　（左）杉崎成輝＝東海大相模

　（二）津田翔希＝浦和学院

　（右）勝俣翔貴＝東海大菅生

　（Ｄ）清宮幸太郎＝早実

　（遊）平沢大河＝仙台育英

　（中）オコエ瑠偉＝関東第一

　（一）伊藤寛士＝中京大中京

　（三）篠原　涼＝敦賀気比

　（捕）堀内謙伍＝静岡

　（投）上野翔太郎＝中京大中京