今治西、まずは8年ぶり1勝を
「高校野球、甲子園見学会」(3日、甲子園)
3年ぶり出場の今治西(愛媛)が聖地の感触を確かめた。
チームには絶対的なエースがいないが、4投手による継投策で聖地切符を勝ち取った。愛媛大会で背番号8だった右腕・藤原睦来投手(3年)が甲子園では「1」に“昇格”。エースとして憧れのマウンドに立った藤原は「気持ち良かった。背番号は関係ない。先発でもリリーフでも全力で投げ、最少失点に抑えたい」と意気込んだ。
前回出場の12年は、1回戦で桐光学園・松井裕樹(現楽天)に大会記録の22三振を喫した。夏の甲子園での白星は、準々決勝に進出した07年が最後。まずは8年ぶりの1勝を目指す。