PL敗れる 存続問題に揺れる名門
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「高校野球・大阪大会準々決勝、大体大浪商2-1PL学園」(28日、舞洲ベースボールスタジアム)
存続問題に揺れるPL学園が大体大浪商に敗れた。草野裕樹校長が監督を兼務する中、選手たちは懸命に甲子園を目指したが、届かなかった。
五回2死一、二塁から遊撃後方にフラフラと上がった飛球を、主将の謝名堂が落下点に入るも落球。この間に二塁走者が一気に生還し、先制点を献上してしまった。
七回にグルジャラニ・ネイサン内野手のソロアーチで一時は同点に追いついたものの、直後の八回表、大体大浪商・北山のソロアーチで再び勝ち越しを許した。
ベンチ入りメンバーの大半が3年生で、新チームは一般入部の2年生11人のみでスタートすることになる。新入部員募集再開の見通しは依然として立っておらず、名門野球部は厳しい舵取りを迫られることになりそうだ。