早実 和泉監督「感謝してます」

 「高校野球・西東京大会決勝、早実8-6東海大菅生」(26日、神宮)

 早実が0-5の八回に大逆転して優勝。スーパールーキー、清宮幸太郎内野手(1年)は、最多で5度の出場チャンスがある甲子園への1枚目の切符を獲得した。

 早実の和泉実監督(53)は、高校野球100年の節目に第1回大会出場のレジェンドチームを率い、かつ清宮というプロ注目の選手を抱えながら、甲子園出場を果たした。

 表彰式後には選手たちの胴上げで3度宙に舞い、「体重が増えてるんで(選手が)ケガしなければと思った。何回やってもらっても感謝してます」と目を潤ませた。

 グラウンド上でのインタビューで和泉監督は「この大会は、今までやってきた大会で一番苦しかったです。(100年のプレッシャーは)僕だけの気持ちと思っておりましたので。この決勝戦前までは一番緊張していました。監督の緊張が生徒に伝わったような守りが出て。申し訳ないなという気持ちでゲームを勧めてきました。100年前の先輩たちに見せてやりたい。そんな思いで戦ってまいりました。やっと全国大会の大舞台に立てる。うれしくてたまりません。彼らは活躍してくれると思います。精いっぱい大阪(甲子園)でやってきたいと思います」などと感極まった表情で話した。

 0-5で迎えた八回の攻撃前には自ら円陣の中で選手たちと肩を組み合った。会見では「仲間に入れさせてもらった。感じたからやっちゃいました。拒否されたことはないですよ。五十男がね…やれることはあれしかなかった。選手たちはしらけてはなかったですよ」と明かした。

 1年生の清宮と上級生たちの良好な関係を保ちながら、激戦区の西東京大会を乗り越えた。和泉監督は「どうしても清宮が目立ちますが、そういうのを抜けたチームになれたのでは。清宮のあっけらかんとした性格はスポーツでは大事。彼は修正能力がある」と語った。

 2006年の夏では斎藤佑樹(現日本ハム)を擁して全国優勝を成し遂げたが、和泉監督は「あの時も(西東京では)苦しい戦いをしたが、斎藤(佑樹)というカードがあった。今年は(主戦の)松本がゲームを作れるかどうかという状況だった」と、安堵(あんど)感にみちた表情で話した。

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