清宮に脱帽 日大三監督「また1面に」

日大三を破って決勝進出を決め、笑顔で会見に登場した早実・清宮幸太郎(中)=神宮球場(撮影・西岡正)
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 「高校野球・西東京大会準決勝、早実2-0日大三」(24日、神宮)

 早実のスーパールーキー、清宮幸太郎内野手(1年)は前4戦と同じく「3番・一塁」で先発し、三回に放った決勝の2点二塁打など3打数1安打2打点。早実は清宮の打点による2点を先発の松本皓投手(3年)が完封で守り切り、26日の決勝に進出した。

 敗れた第1シードの日大三ナインは一塁側ベンチ前に整列し、早実の校歌演奏シーンを涙ながらに見届けた。小倉全由監督(58)は「打ち合いになると思ったが、打ち合いにならなかった。(清宮に打たれた三回2死一、三塁は)あそこは勝負しなきゃしょうがない。(伝令を走らせ)1球1球大事にいけと指示した。あの一発ですね。また(スポーツ紙の)1面に書かれてしまう。ここで負けたらなんにもならない」などと悔しさをにじませ、相手のスーパー1年生に脱帽の意を表した。

 また、清宮に痛恨の2点二塁打を浴びた日大三の先発投手は「(ベンチからは)勝負と言われた。(清宮は)踏み込んで打ってくる。最後は外角低めを狙った」と振り返った。

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