「ＤｅＮＡ３－１７ヤクルト」（２１日、横浜）

　ヤクルトが２２安打１７得点の猛攻で爆勝。３連勝で借金１として、２位タイに浮上した。

　初回、雄平の中前適時打など４点先制し、主導権を握った。２点差に迫られた五回には無死二、三塁から畠山の右前２点打で突き放した。九回には一挙１１点を加えて、試合を決定的にした。

　先発の小川が５回３失点で５勝目。

　ＤｅＮＡは先発三浦が５回６失点と乱調。九回には４番手・林と５番手・福地が炎上。打者１４人で１１安打１１得点の猛攻を受け、試合を壊してしまった。

　お立ち台には４安打４打点のヤクルト・山田が呼ばれた。あと三塁打でサイクル安打を達成だったが、第６打席の２本目の二塁打については「全然そういう意識がなかったので二塁で止まりました」と説明。一方で第５打席のリーグ単独トップとなる２０号本塁打には「素直にうれしいです」と笑顔を見せた。好調を維持しているが「打撃の方ではチームに貢献できていると思っています」と胸を張った。

　チームは借金１ながら阪神と同率２位に浮上。「どこのチームも優勝があり得るのでここからが勝負。粘り強い、今日みたいな試合をたくさんしていきたい。（個人）タイトルは気にせず、一戦一戦しっかり結果を出していくだけだと思います」とファンに誓った。