オリ、4連敗で止まる 西が完封2勝目
「オリックス7-0ロッテ」(24日、京セラ)
オリックスが連敗を4で止めた。先発・西は9回5安打無失点の完封で2勝目(3敗)を挙げた。
初回、糸井が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制。四回は押し出しで同点とし、駿太の右線適時二塁打で2点を勝ち越し。さらに西野の中前2点適時打と併殺崩れで、この回6点を奪った。
昨年4月以来の完封勝利を挙げた西は、「チームが連敗していたので、自分自身が気持ちを出して1球1球投げました。(味方の)バッターが打ってくれたので勝つことができた」と謙虚に喜びを表した。
打のヒーローで1番打者の西野は「(初回先制のホームを踏む右前打に)先頭打者はチャンスメークが仕事だと思うので、バットを思い切り振りました。(四回の追加点打は)その前に駿太さんがチャンスで打ってくれ、まだチャンスが続いていたので自分も返そうと思いました。(8試合連続安打に)あまり意識せずに頑張りたい」と話した。
もう1人の打のヒーロー・駿太は「何とか西さんを楽にしたかった」と話した。西は初回の守備でも1番・清田の飛球をダイビングキャッチで好捕。二回にはバックホームで相手に得点を許さず、西の完封勝利をお膳立てしていた。
ロッテは連勝が4で止まった。先発・大嶺祐は四回途中6安打6失点のKO降板で2敗目(2勝)。