智弁和歌山が猛打で準決勝進出

 「高校野球・春季近畿大会1回戦、智弁和歌山12-9近江」(23日、彦根)

 智弁和歌山が近江を下し、準決勝へと駒を進めた。

 両軍合わせて31安打の乱打戦を制した高嶋監督は「小川君を打てるかと思ったけど。3点くらいかなと思ってたけど、初回に3点を取ってね」とプロ注目右腕の小川を攻め立て、4番・西山の中越え3ランで先制。中盤に試合をひっくり返されたが、七回に春野が左中間へ3ランを放つなど4点を奪って再逆転。八回、九回にも1点ずつを奪ってダメを押した。

 和歌山県大会では中軸の不振を指揮官は嘆いていたが、西山は4安打4打点の大暴れ。「練習試合ではなく、公式戦の中で点が取れたのは良かった。投手もこういう大会で経験させられた。チームとしてのテーマは夏の甲子園。そこから逆算してやっていかないと」と甲子園最多勝利数(63勝)を誇る名将は表情を引き締めていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス