巨人高木 新人投手チーム55年ぶり偉業

 「巨人11-3DeNA」(29日、東京ド)

 巨人のドラフト3位・高木勇人投手(三菱重工名古屋)がプロ初登板初先発。6回6安打2失点と好投し、プロ初勝利を手にした。巨人の新人投手が開幕カードで白星を挙げるのは60年の青木宥明以来、55年ぶり。

 一回を三者凡退で仕留める上々のスタート。二回2死満塁のピンチでは三嶋が放ったハーフライナーを二塁手の井端が好捕。味方の堅守にも支えられ、勝ち投手の権利を得て降板した。

 打撃でも五回、プロ初安打となる左前打をマーク。遅咲きの25歳が、本拠地の大観衆の前で躍動した。

 試合後はペコリと頭を下げ、初々しくヒーローインタビューに登場。「(ヒーローインタビューが)こんなに気持ちいいと思わなかった」と笑ったが、途中からは「今まで頑張ってきて本当に良かったです…」と、涙で声を詰まらせる場面もあった。

 巨人の新人投手として55年ぶりの偉業には「本当に光栄なこと。これからもどんどん勝ちたい」と話し、「次を投げさせてもらえるなら、しっかりと自分らしいピッチングをしたい」と、どこまでも謙虚に次戦以降の好投も誓った。

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