国学院大・栃谷が初完封で今季4勝目
「東都大学野球、国学院大3‐0拓大」(10日、神宮)
国学院大が勝ち、勝ち点2とした。
先発した栃谷弘貴投手(4年・小山台)が4安打しか許さず、リーグ戦初完封勝利。制球よく、ゴロアウトは17を数えた。
リーグ戦初先発初完投勝利を挙げた1回戦から、中1日で今度は完封。接骨院に2日続けて通うなどのコンディション調整が実り「今日の方が体の調子はよかった。いろんな人に感謝したい」と、声を弾ませた。
昨季までリーグ戦未勝利の苦労人が、今季は4勝。鳥山泰孝監督は「人間はこうやって成長していくんだなと。僕も勉強になります。日の当たらない時も腐らず準備してきた。国学院大学の野球のあり方、チーム哲学を実践してくれている」と、右腕を褒めちぎった。