鯉がGに先勝マエケン「腕ちぎれても」

力投する前田(撮影・北村雅宏)
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 「広島4‐0巨人」(15日、マツダ)

 2位・広島が首位・巨人との3連戦に先勝。ゲーム差を4に縮めた。先発・前田は8回2安打無失点で11勝目(8敗)を挙げた。

 前田はヒーローインタビューで「巨人にはなかなか勝てませんでしたが、きょう投げることに意味があったと思います。負けられない戦いが続きますが、必死に、腕がちぎれてもいいぐらい投げていきます」と熱く語った。

 広島は二回、先頭・ロサリオの左越え11号ソロで先制。さらに1死一、二塁から石原の左前適時打と左翼・亀井のエラーで2点を追加。五回は先頭の堂林が右中間二塁打で出て、続く菊池の中越え適時二塁打で1点を加えた。

 先制弾のロサリオは「自分のホームランより3連勝の頭を取れてうれしい。広島に優勝をもたらしたい」と語った。

 巨人は2試合連続の零敗で、セ・リーグの優勝マジックは12のまま。先発・杉内は5回7安打4失点(自責3)で6敗目(9勝)を喫した。

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