広島ロサリオがサイクル安打達成

1回、初回先頭打者弾を放つロサリオ(撮影・北野将市)
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 「巨人9‐4広島」(2日、長野)

 広島のライネル・ロサリオ外野手がサイクル安打を達成した。08年の小笠原(巨人)以来、プロ野球史上63人目(67度目)。セ・リーグでは31人目(33度目)で、広島では99年の金本以来、6人目の快挙となった。

 「1番・左翼」で出場し、一回の第1打席では杉内の直球をフルスイングし、バックスクリーン左へ来日初となる先頭打者本塁打。二回には2死二塁で、左翼フェンス直撃の適時三塁打を放つと、六回の第4打席で右越えの二塁打。そして八回の第5打席で、山口から三塁への内野安打を放ち、サイクル安打を達成した。

 しかし勝利にはつながらず、チームは逆転負けを喫した。先発の野村が初回、坂本に逆転3ランを浴びるなど6失点で五回途中降板。中盤以降もリードを広げられ、首位攻防戦第1ラウンドを落とした。

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