三重 集中打で46年ぶり8強進出
「全国高校野球・3回戦、三重7-5城北」(20日、甲子園)
三重が鮮やかな集中打で46年ぶり8強進出を決めた。二回1死一、二塁、8番・中林健吾捕手(3年)が左前へ先制打。続く今井重太朗投手(3年)が自ら左中間へ2点二塁打を放ち追加点。その後、さらに2本の適時打で一挙5点を奪った。
先発左腕・今井は粘投だった。6‐0の五回、無死満塁で1番・安達勇輝中堅手(3年)に中前適時打を浴び2失点。この回、味方の失策も絡み4点を返された。
6‐4の八回に1点ずつを加え7‐5。今井が完投で粘る城北を振り切った。
県勢では96年の海星以来、18年ぶり3回戦突破を果たした。