甲子園プラカード市西宮が前年覇者倒す

 「高校野球・兵庫大会5回戦、市西宮1‐0西脇工」(23日、ほっと)

 市西宮が前年覇者を倒し、6年ぶりのベスト8進出を決めた。

 三回2死満塁から3番・嶌村将(3年)の中前適時打で先制。この1点をエース渋谷航生投手(3年)が守りきり、散発3安打の力投で完封した。

 決勝打を放った嶌村は、阪神タイガースGM補佐・嶌村聡氏を父に持つ。「チャンスだったんで、初球からいこうと思っていました」とカーブを狙い打った。

 市西宮は4試合で失点わずか1。抜群の安定感を誇る渋谷は「コースに投げた結果だと思います。ベスト8はまだ実感がないのですけど、うれしいです」とはにかんで見せた。

 同校の女子生徒は、毎年、夏の甲子園大会開会式でプラカードを持つことで知られる。県内有数の進学校でもある。野球部が甲子園出場を果たせば1963年以来。かつては春夏春と3季連続で甲子園に出場したこともある。最近ではサッカー部が2012年に全国ベスト8入りし、注目を浴びた。

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