大谷の162キロに藤浪「異次元」

 「オールスター・第2戦、全セ‐全パ」(19日、甲子園)

 セ・リーグ(全セ)は阪神・藤浪、パ・リーグ(全パ)は日本ハム・大谷が先発。ともに思い出の詰まった甲子園で、藤浪は2回4安打4失点、大谷は1回3安打1失点で降板した。

 藤浪は初回、先頭の柳田に左前打。続く大引は右飛に打ち取ったが、3番の糸井に中前へ先制打を許した。その後、長谷川への四球などで2死一、二塁となり、ペーニャに左翼席上段へ超特大の3ランを被弾。計4点を奪われた。二回は無失点に抑えた。

 藤浪は降板後、テレビ朝日系の実況席にゲストとして座り「気持ちいいホームランを打たれてよかった。今まで自分が打たれたホームランで一番飛ばされた。びっくりした。ピッチング自体は全然良くなかった」と振り返った。

 日本球界最速タイ162キロの球速をマークした大谷については「異次元のピッチング。常時160キロを投げるピッチャーが日本の歴史にいたのかと思う」と驚きの表情で話していた。

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