DeNAモスコーソ粘投で投手戦制す

DeNA・先発のモスコーソ=横浜(撮影・会津智海)
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 「DeNA2‐1ヤクルト」(10日、横浜)

 モスコーソが粘りの投球で緊迫した投手戦を制し、7回1/3を4安打1失点で3勝目を挙げた。勝負どころは0‐0の六回、2死三塁でバレンティンを迎えた場面だ。1ボール後、内角に直球を3球続ける真っ向勝負。最後は144キロで空振り三振に仕留めた。

 「あの打席、バレンティンもいいスイングをしていた。絶対に抑えたい強い強い気持ちでいった。スピードもコントロールもよく投げ切れた結果、三振が取れた」と振り返った。

 敬遠も考えられたケースだが、中畑監督は否定。「あそこは勝負しなきゃ、ファンに失礼。ああいう勝負を勝つことで、チームもいい流れになってくる。いい球を投げてくれたよな」と信じて託した右腕の投球を評価した。

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