プロ注目右腕 報徳学園の乾は進学へ
「高校野球兵庫大会・準決勝、東洋大姫路4‐3報徳学園」(27日、明石)
報徳学園の春夏連続甲子園の夢はかなわなかった。3点差の最終回に代打攻勢で1点差まで追いつき、伝統の粘りは見せたが、あと一歩及ばなかった。
今大会は不調で登板機会が少なかったプロ注目の最速146キロ右腕、乾陽平投手は、この日も登板機会がなかった。しかし、試合中も投手陣のキャッチボールの相手や水くみなど雑用を積極的にこなして勝利を信じた。
試合後には、進学希望を表明。「つらい時に周りが支えてくれたことを忘れずにこれからもやっていきたい」と、この悔しさは大学野球で晴らすつもりだ。