大谷翔平が1人で反撃ののろし!左翼線へ痛烈二塁打→三盗で敵失誘い生還 ロバーツ監督もベンチで拍手 2安打2盗塁もド軍連勝ストップ

 4回、三盗し捕手悪送球で生還、ロバーツ監督(右から2人目)とタッチを交わす大谷(提供・共同通信社)
 4回、二塁打を放ちポーズをとる大谷
 4回、三盗する大谷
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 「ドジャース3-7ダイヤモンドバックス」(21日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は2点を追う四回、先頭で迎えた第2打席で左翼線へ痛烈な二塁打を放った。今季17本目のダブルだ。

 再び初球から果敢にスイングしていった。外角高めのストレート系のボールをきれいに逆方向へ流し打つと、打球は痛烈な勢いで左翼線を破った。悠々と二塁へ到達した大谷。これで3戦連続安打となり、「彼は本当に素晴らしい野球選手だ」とロバーツ監督もベンチで拍手を送った。

 その後、1死からスミスの打席で三塁へスタートを切り、これが捕手の悪送球を誘った。今季12個目の盗塁に加え、反撃ののろしとなる1点を1人で奪った。その際、ユニホームの膝の部分がばっくりと破れ、黒のインナーがのぞいていた。

 第1打席も初球から果敢にスイングしていった背番号17。最後はフルカウントまで勝負を持ち込みながらも低めの変化球にバットは空を切っていた。チームは序盤、ダイヤモンドバックスのフォートに大苦戦。大谷が放った二塁打がチーム初安打だった。

 さらに六回1死三塁の第3打席では、打てるボールをじっくりと見極め、カウント2ボールから低めの変化球を捉えると打球は一、二塁間を痛烈に破った。直後にフリーマンの打席ではユニホームが破れていたにもかかわらず二盗を決め、スミスの適時打で1点差に迫るホームを踏んだ。

 奮闘のあとを物語ったユニホームの破損。本拠地は逆転ムードが充満した。だが直後にグローブが3ランを被弾し、一気に消沈。ユニホームを交換した八回の第4打席は右飛に倒れた。

 これでチームは連勝が4でストップ。ただユニホームが破れながらも4打数2安打1打点、2盗塁、2得点と大谷の活躍が光ったゲームだった。指揮官は「彼は本当にいい打席を送っている。必要な時に四球を選ぶし、盗塁をしてチームに活力とプラス思考を生み出そうとしている」とたたえていた。

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