「ドジャース１１－２ブレーブス」（４日、ロサンゼルス）

　ドジャースが１１得点の大勝で３連勝。貯金を今季最多の９とした。大谷翔平選手やマンシーが一発を放った際、ベンチで大喜びしていたのがムーキー・ベッツ内野手だ。

　二回、先制２ランを放ったマンシーがベンチに戻ってくると、ベンチ前でヒマワリの種をかけて祝福した。その後、目をまん丸に見開いて大喜び。三回に大谷が８号ソロを放った際も、大はしゃぎで同僚の一発を祝福した。

　前日の試合でもＴ・ヘルナンデスが右翼へ一発を放った際、満面の笑みで出迎えていたベッツ。自身が一発を放った際にはどこかクールな雰囲気を漂わせるチームリーダーだが、同僚の活躍にはハイテンションで祝福する。１番打者としてチームトップの打率・３６０、ＯＰＳ１・０５４をマークするだけでなく、チームの盛り上げ役を買って出る一面も大きな魅力だ。

　試合後、大谷は「何かあればすぐにチームや選手だけでもミーティングをする。全員で意見を出し合いながらやる雰囲気は素晴らしい」と語った。戦力の厚さだけではない。全員が同じ方向を向き、戦っていく雰囲気もドジャースの強さの要因かもしれない。