元MLB選手、バットで捕手を殴打 2度の乱闘で8人退場 ベネズエラWリーグ

 かつて米大リーグ、ダイヤモンドバックスなどでプレーしたアレックス・ロメロ外野手(36)が母国ベネズエラで開催中のウインターリーグの試合で死球に激高。敵軍捕手をバットで殴打したと、8日(日本時間9日)、米スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。SNSではロメロの一振りをきっかけに両軍ベンチから選手たちが飛び出し、大乱闘に発展する動画が拡散された。

 ESPNによると、元大リーガーが暴挙に出たのはスリア対カリベス戦、1-13と勝敗が決した八回1死一塁の場面だ。七回の乱闘で4人の退場者が出るなど不穏な空気が漂う中、スリアの「2番右翼」で出場していたロメロはカウント3-0からカリベスの右腕ネスビット(元タイガース)の投球が尻をかすめた瞬間に激高。36歳のベテランはバットを振りかざし、相手捕手の背中を2度殴打。相手はミットを投げつけて応戦した。

 それを機に両軍ベンチとブルペンから選手たちがフィールドになだれ込み、大乱闘に発展。複数の箇所でパンチやキックが飛び交い、修羅場と化した。2度目の乱闘ではロメロやカリベスのバッテリーら4人が退場処分を受けた。

 ベネズエラ出身のロメロは08、09年にダイヤモンドバックスでプレー。通算144試合、打率・239、2本塁打、30打点、6盗塁の成績を残した。13年の第3回WBCではベネズエラ代表で出場している。

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