大谷翔平、19%増の年俸7230万円で“契約更改” 3日ぶり術後2度目の投球練習

3日ぶり、2度目の投球練習をした大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス春季キャンプ」(11日、テンピ)

 米大リーグ、エンゼルスは、大谷翔平選手(24)ら年俸調停の権利を有しないメジャー在籍3年未満の22選手と今季の契約を完了したと発表した。地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、大谷の年俸は65万ドル(約7230万円)だという。

 17年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してエンゼルスへ移籍した大谷は契約金231万5000ドル(約2億5500万円)で合意。大リーグの労使協定による年齢制限のため、マイナー契約しか結べず、メジャー昇格後の年俸は最低保証額の54万5000ドル(約6020万円)だった。同協定が定める19年のメジャー最低保障年俸は55万5000ドル(約6170万円)だが、昨季の大谷はけがに見舞われながらも二刀流が本物であることを証明し、新人王も獲得したことなどを評価され、19%アップ、1200万円増につながったとみられる。

 この日の大谷は3日ぶり、術後2度目の投球練習を行い、20フィート(約6メートル)から40フィート(約12メートル)の距離を7~10秒間隔でゆったりとしたフォームで55球を投げた。投球数はウォームアップの10球を含めると、前回より5球多かった。投げ終えた後は押し寄せたファンにサインをサービスした。

 打撃練習も並行して行い、中継ぎ左腕ジェニングスの投球練習に合わせて打席に立って24球の目慣らしをしたほか、室内ケージではティースタンドに球を置いて15スイング、トスされた球を25スイングするなど、予定されたリハビリメニューをきっちりこなした。

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