ヤ軍、昨季本塁打王に2度目の“戦力外通告” 昨オフに日本球界入り噂のカーター

 米大リーグ、ヤンキースは4日(日本時間5日)、昨季のナ・リーグ本塁打王のクリス・カーター内野手(30)をメジャー40人枠から外す手続きを取ったことを発表した。同内野手は6月23日にも“戦力外”となったが、一塁手のオースティンが故障者リスト入りしたことで同30日にメジャー復帰していた。

 昨季はブルワーズでナ・リーグ最多タイの41本塁打を記録したカーター。ヤンキースとは2月に1年300万ドルで合意したが、今季はここまで62試合に出場して打率・201(184打数37安打)、8本塁打、26打点。メジャー復帰した6月30日のアストロズ戦で5打数2安打2打点と結果を残したが、その後は17打数3安打と精彩を欠いていた。

 メジャー8シーズンの通算成績は750試合、打率・217、158本塁打、400打点、951三振。14年に37本塁打、昨季は41本塁打をマークする一方で13年と16年にリーグ最多三振を記録。今季もすでに76三振を喫していた。

 昨オフは高年俸がネックとなり、移籍交渉が難航。同選手の代理人が日本行きも選択肢にあると発言したことから、日本球界入りが注目されていた。

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