イチローがメジャー自身初“左翼補殺”
「オープン戦、マーリンズ6-3カージナルス」(13日、ジュピター)
マーリンズのイチロー外野手(41)が13日(日本時間14日)、カージナルスとのオープン戦に「2番・左翼」で出場し、3打数無安打だった。
イチローが観客を興奮させたのは二回の守備だ。2死二塁。左前に抜けたゴロ打球を処理した後、本塁へのワンバウンド送球で二走・レイノルズの生還を阻止した。
スタンドがどよめいた好プレー。しかし、試合後のイチローは「今日のはそんな際どいプレーじゃないからね。普通に捕って投げればアウトになるタイミング」と淡々とした口調で振り返った。
この日は昨季ゴールドグラブ賞受賞のイェリッチの代役。ここまで右翼で1試合、中堅で2試合出場しているが、左翼での起用は初めてだった。今キャンプでは守備練習も行っていないポジションだっただけに「(補殺の)イメージもしていない。だいたいでいってる(投げている)感じですね」とイチロー。「ランナーとサードの位置。(三塁手の)プラドもいい位置にいたし。目標が定めやすいっていうのはあるよね」と右翼からの返球との感覚の違いを口にした。
メジャー14年間で公式戦111個、オープン戦7つの補殺を記録しているイチローだが、左翼では1度もない。オリックス時代までさかのぼると98年6月9日の対日本ハム戦以来、17年ぶりの珍記録となった。
