神戸で、都市伝説がテーマの展覧会

「神戸アートビレッジセンター」(神戸市兵庫区)が2007年から開催している展覧会『Exhibition as Media』。館とアーティストが企画立案から実施までを協働でおこなうプロジェクト型の展覧会で、今年で10回目となります。「建築物ウクレレ化保存計画」で知られる美術家・伊達伸明と、建築・空間・まちに関する調査と提案をおこなっている「RAD」のメンバー榊原充大、木村慎弥を迎え、2月18日から開催されます。

今回のテーマは「都市を知る」ということで、題して『とりのゆめ/bird's-eye』。都市を知るには、その土地を歩く、歴史を研究するなどの方法がありますが、彼らが採用したのは「しらんけど考古術」という全く別の方法でした。これは、根拠や裏付けのない話をしながら最後に「知らんけど」と言ってはぐらかす関西人独特の話術からヒントを得たもので、現代の事象からさかのぼって創作した地域の誕生秘話をもとに、空想の翼を広げて今の都市情報の見方を探る、一種のメタフィクションです。

会場には2つの入口が用意され、同じストーリーをもとに異なる読み解きが展開され、最後には壮大なオチがつくとのこと。あえて現実と虚構の狭間で戯れる、大人のファンタジーとして楽しめそうです。期間は3月5日まで、入場無料。

文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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