桂南光の弟子・南天、米朝一門の聖地で初の独演会

桂南光の唯一の弟子で芸歴25年を重ねる桂南天が、4月23日に「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)で初めて独演会を開催。桂米朝一門としては馴染みの深い会場とあって、高ぶるその心境を語った。

1971年に「旧サンケイホール」で『米朝独演会』が開かれてから、米朝一門にとって聖地となったこの地。南天は、「頭の中で一門の系図が浮かぶんですわ。米朝師匠がはじめられて、枝雀師匠がされて、ざこば師匠(当時朝丸)やうちの南光師匠(当時べかこ)がされるのを観てたものですから、この系図の中に僕の名前があるんだな」と重みを感じるという。

情報番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送)やラジオ番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(ABCラジオ)などに出演する傍ら、数多くの高座にあがる南天。「入門する前は、僕はおもしろいからすぐいけるなと思って落語家になったんですが、やってみると難しくて・・・。サンケイホールの独演会はスターがやるものなんや、とすぐ思った」という。今回ようやく会を開くことができ、「米朝師匠もまさかひ孫弟子(米朝?枝雀?南光?南天)まで、ここでやられるとは思っていなかったでしょうね」と笑顔で話した。

独演会では南天が3席、そのほか桂紅雀、桂鯛蔵がそれぞれ1席ずつ高座をつとめる。チケットは4000円。各プレイガイドで1月21日に発売される。

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス