昭和東京五輪、豪華キャストで舞台化

アナーキーな笑いから悲劇と紙一重の世界まで、様々な喜劇の舞台に挑み続ける作・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の新作舞台『陥没』が、今年7月に女優・知念里奈と結婚したミュージカル界のプリンス・井上芳雄をはじめ、豪華出演陣を従えて、2017年2・3月に東京・大阪で上演される。

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本公演は、KERAが2009年から続けてきた「昭和三部作」の完結編となる作品。1960年におこなわれた東京五輪の時代を舞台に、その高揚感と好景気の波に乗ることができなかった人々を描いていく。オリンピックと浅からぬ因縁を持つ女性を小池栄子、その婚約者を井上が演じ、物語はこのカップルを中心に進んでいく。

そのほかの出演陣には、大河ドラマ『真田丸』で真田信繁(幸村)の正室・春役を好演した松岡茉優、連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集めた瀬戸康史や山内圭哉、また山西惇、緒川たまき、山崎一、高橋惠子、生瀬勝久など、演技派俳優の顔が並ぶ。昭和の日本を描きながらも、彼らのアンサンブルから生まれる「2020年に来るかもしれない世界」の姿を確かめたい。 大阪公演は3月3日~6日で計5公演。チケットは11000円、12月18日より各プレイガイドにて発売される。

文/吉永美和子

(Lmaga.jp)

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