小林聡美&片桐はいり、大阪に挑む

今年9月から舞台『あの大鴉、さえも』の公演を行ってきた女優の小林聡美と片桐はいりが、11月10日から「ABCホール」(大阪市福島区)で行われる大阪公演の告知のために来阪。半日密着し、2人に話を聞いた。

「今回は人情劇ではなく、与えられたテーマで私たちがどう動くかを眺めて楽しんでいただく舞台」と小林が話すと、片桐は「自由度が高く、その日の会場の空気で雰囲気が変わります。同じシーンでも静かな日もあれば、笑いが起こる日もあります。ジャズバンドのセッションのような感じですかね」と説明する本作。この2人に藤田桃子を加えた3人が男性を演じる。

この舞台は「演じる」よりも「感じる」要素が強く、会場の反応にも影響を受けるという。「大阪のお客さんがどんな反応をするのかすごく楽しみ(小林)、「女性3人がおじさんを演じるのがまず面白いと思います。それを日本一リアクションがいい大阪の人がどう見てくれるか。う~ん、わからないですねぇ(笑)」(片桐)と、2人とも大阪公演に期待を寄せる。

そんな彼女たちに大阪でお気に入りの食べ物は?と訊ねたら、同時に「やっぱり、これだよね」とテーブルの上に乗っていたきんつばを指さす。「出入り橋(大阪・梅田近く)のきんつばおいしいですよね。ね?、みんな好きですよね」と笑顔で同意を求める片桐、「そう、あそこのお店、(店舗ビルが)きんつばのカタチをしてますよね」と小林。過密スケジュールのなか、この甘いきんつばで少し元気をチャージしたようだ。

その後、放送局のラジオブースへ移動した2人は、一流女優とは思えないほどのノリの良さで、ブース外からの撮影にもリアクションをとる見事な女優魂。いまはPRで精力的にカラダを動かす彼女たちだが、本番ではもっと大きな動きで「汗も丸見え」(片桐)と話す渾身の舞台は、ぜひ大阪会場で。

取材・文・写真/谷知之

(Lmaga.jp)

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