本願寺の境内に、初めてカフェが登場

世界遺産の「本願寺」(京都市下京区)で行われる行事『伝灯奉告法要』の開催に合わせ、10月1日から期間限定でカフェがオープン。同寺の境内でカフェが営業するのは初めての試みという。

浄土真宗本願寺派第25代門主の就任を報告する『伝灯奉告法要』の期間中は、国宝の飛雲閣や書院が特別公開されることもあり、約20万人の参拝客が予想されている。そこで「京都の食を楽しみながら、ひと息ついてほしい」とオープンするのがこの『本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI』だ。

カフェを監修するのは、ミシュランガイドで7年連続星を獲得している、大阪・心斎橋のフレンチレストラン「リュミエール」のオーナーシェフ・唐渡 泰氏。京都の農園から直接仕入れた野菜を使った「ゴロゴロ野菜サラダ」をはじめ、シェフがお店で出すことはほぼないという「カレーライス」、つなぎに野菜のピューレを使った「ハンバーグ」など、親しみやすいメニューが登場する。

唐渡シェフは「野菜の美食をコンセプトとする「リュミエール」のエスプリをこの場所でどう活かすか、ということで、野菜は焼くだけでなく、ピューレにしたりコンフィにしたりと、野菜を2段階も3段階も加工して仕上げる、フレンチのテクニックを要所要所に入れました。京野菜のおいしさを堪能してほしい」と話す。

また、同施設内のマルシェには、約30店舗の京ブランド商品が集結。八ツ橋や京漬物といった京都の定番商品や、お香や和装小物など伝統工芸も揃うので、お土産探しにもぴったり。ほか、京料理「木乃婦」など料亭のお弁当の販売も行われるので、こちらも見逃せない。

(Lmaga.jp)

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