智弁和歌山16点圧勝で決勝進出

 「高校野球秋季近畿大会・準決勝、智弁和歌山16-8報徳学園」(2日、佐藤薬品)

 智弁和歌山(和歌山1位)が八回コールドで報徳学園(兵庫1位)を下し、8年ぶり4度目の決勝にコマを進めた。龍谷大平安(京都1位)は履正社(大阪1位)に逆転勝ちを収め、6年ぶり9度目の決勝進出。4日の決勝は智弁和歌山‐龍谷大平安のカードで行われる。

 智弁和歌山が18安打16得点と伝統の猛打を発揮し、1回戦から3試合連続でコールド勝ちした。5番・片山翔太外野手(2年)が先制打と2ランを含む5打数5安打4打点。三塁打が出ていればサイクルという活躍をみせ「コースに逆らわず打てた」と振り返った。

 これまで2試合は合計6打数1安打だったが、決勝をかけた一戦で固め打ち。「今週の練習で調子がよく、高嶋監督に『お前が打てば勝てる』と言われていたので、よかった」と笑顔をみせた。

 高嶋仁監督(67)は「4強まで来て、のびのびプレーできたことが結果に表れた」と手応えを感じていた。決勝は、11年前の決勝で苦杯を喫した龍谷大平安と対戦する。

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