「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１４日）

　〈栗東〉１０日の中京で新馬戦を制したフランケル産駒のティニア（牡、池江）は鳥取県の大山ヒルズへ放牧。１カ月ほど休養を取り、１１月頃から始動する予定。僚馬で伯父に１４年朝日杯ＦＳ勝ちのダノンプラチナがいるシルヴァーアーマー（牡、父マクフィ）は、ルメールを鞍上に２５日の中京５Ｒ（芝２０００メートル）でデビュー予定。０７年フェアリーＳ覇者ルルパンブルーを母に持つサトノシトラス（牡、父サトノダイヤモンド）は、同日の中山５Ｒ（芝２０００メートル）にスタンバイ。鞍上は横山武を予定。

　１３年ローズＳなど重賞２勝を挙げたデニムアンドルビーの初子デューデット（牝、父モーリス、友道）は、福永を鞍上に１０月８日の阪神５Ｒ（牝、芝１６００メートル）で初陣予定。

　２４日の中京５Ｒ（芝１４００メートル）にスタンバイするのは、池添学厩舎のライジン（牡、父スパイツタウン）。「順調に乗り込めています。走りはダートっぽいですが、初戦なので芝を試したい。気性は素直で乗りやすいです」と指揮官。

　０５年天皇賞・秋を制したヘヴンリーロマンスを祖母に持つ英国産馬マラマ（牝、父ドバウィ、松永幹）は、２５日の中京５Ｒで初戦を迎える。

　〈美浦〉４日の新潟で新馬戦を快勝したテンカノギジン（牡、手塚）は、東スポ杯２歳Ｓ（１１月１９日・東京、芝１８００メートル）に参戦。６月の東京で初戦Ｖのマイネルケレリウス（牡、奥村武）はサウジアラビアＲＣ（１０月８日・東京、芝１６００メートル）で復帰する。

　７月の福島でデビュー戦Ｖを飾ったレストア（牡、小笠）はアイビーＳ（１０月２２日・東京、芝１８００メートル）へ。８月の札幌で初勝利を挙げたバロットボックス（牝、宮田）はカンナＳ（２４日・中山、芝１２００メートル）に向かう。