良血馬トーホウビエント 早ければ小倉でデビュー

 〈栗東〉ロードカナロア産駒のトーホウビエント(牝、高橋亮)は、14年CBC賞を制したトーホウアマポーラの子。叔父に14年菊花賞をレコード勝ちしたトーホウジャッカルがいる良血だ。「順調に来ています。きょうだいの中では一番走りが軽いね。早ければ小倉でデビュー予定」と高橋亮師。推定馬体重は440キロ。

 〈美浦〉27日の新潟6R(牝馬限定戦、芝1600メートル)でデビューする3冠牝馬アパパネの子アスパルディーコ(牝、父ブラックタイド、蛯名正)が、美浦Wで1週前追い切り。6F84秒9-38秒9-12秒0の時計で古馬と併入した。「馬っぷりはいいけど、まだ幼い部分があって教える段階です」と騎乗した田辺。

 ダリア賞2着のフミサウンド(牡、鹿戸)と、7月の新潟で初勝利を挙げた僚馬サトノヴィレ(牡)は、9月の中山開催をパス。秋の東京開催を目指す。ダリア賞4着のシルヴァーゴースト(牝、岩戸)はアスター賞(9月10日・中山、芝1600メートル)へ。

 〈札幌〉函館2歳S8着のスプレモフレイバー(牡、美浦・久保田)は、すずらん賞(9月4日・札幌、芝1200メートル)へ向かう。ヘニーヒューズ産駒のペリエール(牡、美浦・黒岩)が27日の札幌5R(ダート1700メートル)でデビュー予定。黒岩師は「十分に仕上がっており、1週前としてはいいと思います」と感触を伝えた。

 〈函館〉18年有馬記念覇者ブラストワンピースの全弟ブラストウェーブ(牡、美浦・大竹)が、札幌2歳S(9月3日・札幌、芝1800メートル)に向けて初時計を出した。Wで古馬と併せ馬を行い、5F69秒0-39秒0-12秒5で1馬身半先着。大竹師は「活気があって(帰厩後の)1本目にしてはかなり前向き。いい夏休みが取れた。兄に似ている。見た目なんかうり二つ」と目を細めた。

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