「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２０日）

　〈栗東〉３日の中京新馬戦を快勝したモーヴサファイア（牝、池添学）は、札幌２歳Ｓ（９月３日・札幌、芝１８００メートル）へ向かう。１７日の中京未勝利を制したアカカ（牝、音無）は、左前トウ骨遠位端骨折を発症。全治は未定。

　デザートストーム（牡、父ストーミングホーム、西浦）は、武豊とのコンビで８月１４日の小倉５Ｒ（芝１２００メートル）でデビュー予定。母は昨年の函館スプリントＳを制したティーハーフの異父姉という厩舎ゆかりの血統だ。

　〈美浦〉１６日の福島未勝利を勝ち上がったショワドゥロワ（牡、鹿戸）は、放牧を挟んで秋の中山まで待機するプランが有力。６月１２日の東京新馬戦を制した僚馬ウインシトリン（牝）は新潟２歳Ｓ（８月２８日・新潟、芝１６００メートル）へ向かう。先週の福島新馬戦Ｖ組は、アイルキャッチユー（牝、奥平）がエーデルワイス賞（１０月１３日・門別、ダート１２００メートル）へ。サルヴェレジーナ（牝、栗田博）は「夏場は使わず、秋の自己条件を目標にする」と師。

　〈函館〉近親にドゥラメンテなどがいる良血馬サトノリュウガ（牡、父ハービンジャー、栗東・平田）は、８月１４日の札幌５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定。「賢くて無駄なことはしない。すごくいいフットワーク。折り合いも付きます」と小林助手。鞍上は池添。僚馬カツヴィーナス（牝、父タートルボウル）は、３１日の札幌６Ｒ（ダート１７００メートル）で初陣を迎える。同助手は「少し怖がりな面はあるけど、日に日にしっかりとしてきた」と説明した。