前回王者・稲川、地元で燃える!

 「高松宮記念杯競輪・G1」(18日開幕、岸和田)

 「G1・第66回高松宮記念杯競輪」が岸和田競輪場で18日から4日間、開催される。昨年末に当所で行われたKEIRINグランプリを制した武田豊樹(茨城)、今年のG1をすでに優勝している新田祐大、山崎芳仁(ともに福島)ら競輪界のトップレーサーが集結。地元近畿勢からは村上義弘(京都)や高松宮記念杯連覇を目指す稲川翔(大阪)らが参戦する。また、最終日(21日)9Rには「ガールズケイリンコレクション」が実施される。

 稲川は昨年の高松宮記念杯でG1初戴冠。地元開催の今年、ここで燃えない訳がない。

 2場所前の宇都宮記念は決勝3着。Vに届かなかったが、連日決め脚の鋭さを発揮。昨年10月に千葉、今年3月に名古屋で落車。2回も左鎖骨骨折を経験したが、宇都宮で完全復活をアピール。前回の取手記念は準決4着も、直前の岸和田での合宿の成果を確認。大一番へ向けて順調にステップを踏んできた。

 目指すは連覇のみ。「G1を優勝して、いろいろ経験した。だから昨年よりも今年が強くなっている」と言葉にも力が入る。昨年は地元でのグランプリ出場を夢見てG1制覇を実現。今年は王者としてライバルたちを堂々と迎え撃つ。

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