岸和田GP制覇の武田がシリーズけん引

 「高松宮記念杯競輪・G1」(18日開幕、岸和田)

 「G1・第66回高松宮記念杯競輪」が岸和田競輪場で18日から4日間、開催される。昨年末に当所で行われたKEIRINグランプリを制した武田豊樹(茨城)、今年のG1をすでに優勝している新田祐大、山崎芳仁(ともに福島)ら競輪界のトップレーサーが集結。地元近畿勢からは村上義弘(京都)や高松宮記念杯連覇を目指す稲川翔(大阪)らが参戦する。

 中心になるのは関東勢。中でもシリーズをけん引する存在になるのが武田だ。近況はひと息の成績だが、G1ならきっちり調整を合わせるはず。昨年末にグランプリ初制覇を飾った岸和田で、再びタイトル奪取を狙う。安定感なら平原が筆頭。卓越した走りで昨年11月競輪祭(小倉)以来のG1制覇を目指す。4月共同通信社杯(防府)で最年長G2優勝を飾った神山も熟練のさばきで魅了する。

 近況の勢いなら新田が最上位。スピードとパワーを兼ね備えた走りは圧巻。3月日本選手権(京王閣)に続くG1連覇も十分にあり得る。2月全日本選抜(静岡)で復活Vを果たした山崎、デイリーロゴを胸につけて戦う佐藤慎太郎(福島)も好調。北日本勢のG13連続優勝なるかにも注目が集まる。

 地元の近畿勢も村上義を筆頭に結束。タイトル流出阻止へ燃えている。高松宮記念杯連覇を目指す稲川もホームで激走必至。あと深谷、浅井ら中部勢もV候補の一角を占める。

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