【天皇賞】キタサンブラック

 「天皇賞(春)・G1」(5月1日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、牡馬クラシック伝統の長距離戦に出走する主な馬の馬体をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【キタサンブラック=評価A】

 菊花賞出走時にも取り沙汰された母父サクラバクシンオーによる距離不安。ただ長い首差し+ゆったりした胴+肩の角度+走法を踏まえれば、長距離適性とまでは言わなくとも中距離適性はありそうだ。

 トモが寂しく映った有馬記念時はC評価だったが、展開面の恩恵も少なからず受けて3着に好走。約3カ月ぶりの大阪杯はトモのボリュームを増して前後のバランスが良化していた。

 そして今回は臀部(でんぶ)の膨らみは前走同様で、あばらを見せてより研ぎ澄まされたシルエット。普段からコースでの乗り込み量を多くしている効果が、きちんと馬体に表れている。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前診断〉栗東CWで6F80秒2-12秒4(仕掛け)。ジョーアラタ(4歳1000万下)と併入。しっかりと我慢が利いて、メリハリのある動き。ラストの伸び脚にも迫力があった。順調そのもの。

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