【競輪】今年は元気に、グランプリを観戦、そして的中を

 「競輪記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 今年も残すところ、あと1カ月となった。ということは、グランプリ開催もまもなくということだ。

 11月27日、平原康多の優勝で競輪祭は幕を閉じ、32回目となるグランプリに出場する、今年輝いたベスト9選手がついに決定した。そしてこれから本番開催まで悩ましい日々を送ることとなる。

 どんな流れになってだれが勝つのか、だれに「本命」を打とうかと妄想はふくらむばかり。一方、資金繰りはどうするかという現実も避けられない。妄想しながら芋焼酎を飲んで興奮。そして現実を見つめ直して、芋焼酎を飲みながらため息をつく時間を繰り返す。

 ただ、昨年はこの経験をしていない。12月3日深夜、2杯目の芋焼酎を口にした途端、腹部に激痛が走ってもんどり打った。それでもまだ死にたくないので、救急車を呼んで即入院。十二指腸に穴が空いていた。痛いわけだ。

 ガールズグランプリが行われた28日に退院した。しかし、さすがに即職場復帰とはいかない。たばこの許可はすぐ下りたが、アルコールやコーヒーは認められなかった。グランプリ当日の30日は、たばこのけむりをみつめ、牛乳を飲みながら、もやもやしたままのテレビ観戦となってしまった。

 無病息災。年末は立川におもむくシフトがすでに組まれている。いかに妄想をふくらませ、なおかつグランプリ資金を捻出するか、2年ぶりの悩ましい日々を、芋焼酎を飲みながら送ろうと思う。

 なお、12月21日には前夜祭が開催される。例年通りなら、ここで本番に向けての並びが明かされ、より現実に近い妄想をふくらませていくことになる。

 ちなみに現時点での本命は新田祐大。1カ月後、芋焼酎の一升瓶をそばに置いて、祝杯を挙げたいものである。(関東競輪担当・高橋真澄)

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