【園田競馬】SKNをもっと活用すべき

 園田競馬のガールズユニット「SKNフラッシュ8」(左から)川本サリー、神崎紗衣、神崎まなみ、佐藤夢、竹村美緒、山崎佑奈、秋葉のぞみ、中井優希(撮影・森田新吾)
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 記者は6日、園田競馬場(兵庫県尼崎市)に行ってきた。この日で今年の「そのきんナイター」(5月23日~11月6日の毎週金曜日)は開催が終了するとあって、平日ながらも開門直後(14時ごろ)からかなりの競馬ファンが訪れていた。

 園田競馬は「そのきんナイター」開催時は、8人組のガールズユニット「SKNフラッシュ8」から2人は必ず来場。笑顔でファンを出迎えるだけでなく、場内の「SKNプレイス」では馬券予想をこなし、重賞、特別レースなどの表彰式ではプレゼンターも務めている。この日は「SKNフラッシュ8」が5月5日以来、6カ月ぶりに8人がそろうとあって、SKNマニアもかなり訪れていた。

 14時10分ごろに「SKNプレイス」を訪ねてみると、平日昼にもかかわらず、SKNマニアでごった返していた。4人ずつ45分にわたって握手、サイン、写真撮影に応じている。メンバーそれぞれにファンが行列をつくっていて、この光景はAKB48の握手会を見ているようだった(記者は参加したことはないが、テレビなどで見た握手会の光景を思い浮かべた)。

 関係者によると「8人そろったのが久しぶりなので、平日の昼でもたくさんのファンが訪れたのでしょう」。彼女たちは「SKNフラッシュ8」以外にもテレビ、イベント、レースクイーンなどで活動しており、それぞれが固定ファンを持っている。だが、それにしても平日の昼にファンを呼べることは素晴らしい。だから、もっと園田競馬は「SKNフラッシュ8」をもっと活用してほしい。某ボート場はグラビアアイドルが来場したとき、水着撮影会を敢行。それは無料でなく、一定額以上の舟券を購入した中から抽選で選ばれた人だけが参加できるという企画だった。あと、違うボート場は自場のアイドルユニットを活用。当日の予想会で発表した買い目と同じ3連単舟券を持っていくと「スタンプカード」に押印してもらえて、オリジナルグッズがもらえるという。

 レース場だけでなく、各地に点在するガールズユニットのファンのほとんどは、応援のために金銭を使うことをいとわない。だから、SKNをうまく活用して、マニアに馬券を買わせるべき。この日、記者はSKNフラッシュ8の第5R予想会を見た。彼女たちが「まもなく締切ですので、早く馬券を買ってくださいね」と言っても、席を立つ人は少なかった。予想会開始前に馬券を買ったのかもしれないが…。とにかく園田競馬の売り上げアップに「SKNフラッシュ8」に一肌脱いでもらおう(この場合の一肌脱ぐは本当に水着や薄着になってもらうというような、いやらしい意味ではない)。平日にファンを呼べるほど集客力を持つ彼女たちが、今後も園田競馬を盛り上げるだろう。(関西公営競技担当・森田新吾)

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