【競輪】チャレンジ戦にひと工夫を

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 A級3班選手たちによるチャレンジ戦。競輪ファンの人ならばご存じのように、チャレンジ戦は08年に9車立てで始まり、12年から7車立てに変更された。7車立てになった理由は「予想しやすくなる」ということが大義名分だったが、実際にはA級3班の選手が少なくなり、9車立ての開催が困難になったことでの苦肉の策だった。もちろん現在も7車立てで行われており、それがすっかり定着。しかし、そろそろひと工夫あってもいいころではないだろうか。

 F2開催では、最終日のチャレンジ決勝が7R以降で組まれることがほとんどになっている。せっかく後半レースで決勝を実施するのであれば、あえて決勝のみ9車立てにしてみてはどうだろう。現在のチャレンジ戦の勝ち上がりは、準決3個レースの1、2着選手(合計6人)と、3着選手の中から1人が決勝に進出する。これをほかの1、2班戦などと同様に、準決3着までの合計9人で決勝を行うようにすると、ライン戦の面白さが増す。もちろん敗者戦を走る人数は減る。最終日の一般戦2個レースは6車立てになるわけだが、それはそれでいいように思う。

 最初から一般戦が6車立てとなった場合、さらに帰郷選手が発生したときに出走人数が確保できなくなる危険は出てくる。それを防ぐためには、補充選手を呼びやすくすればいい。その方法は、かつてのように競走得点をノーカウントにすること。そうすれば、現状では一般戦に補充で出走しないような競走得点の高い選手でも招集することが可能になる。そして、得点ノーカウントの選手が入ってくることで二段駆けが多くなり、レース展開が劇的に変わることも想像できる。最終日の朝イチのレースから、そういう車券的に狙えるレースが発生することは、ファンの興味を集めることになると思う。

 チャレンジ決勝を9車立てで実施するメリットとして、新人選手が1、2班に上がる前に、9車立てレースを経験できることも大きい。細かい賞金額や競走得点の再設定が必要になるが、ひとつのアイディアとして、思ったところを書いてみた。(関西競輪担当・岡 浩司)

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