【POG】アパパネの子アスパルディーコはデイリー杯クイーンCへ(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 さあ、いよいよ中央競馬も22年オーラス週。なんだかんだでもう有馬記念ですからねぇ。早いですねぇ。今年も豪華メンバーがそろいましたし、22年の総決算としてふさわしいレースになりそうです。そしてPOG的には28日のホープフルSも大注目の一戦となりそうですね。どれが勝ってもいいのでは?と感じるほどの素質馬がそろいました。勝っても負けても来年につながりそうなレースですし、本当に楽しみですね。関東、関西関係なしでしっかり研究したいと思います。

 先週の朝日杯FSはドルチェモア(牡、須貝)が無敗でのG1制覇となりました。母は桜花賞馬アユサンで、母子でのG1制覇はお見事でしたね。好発から控えた坂井騎手の手綱さばきも見事でした。来年はマイル路線に行くのか、クラシック路線に行くのか。どちらでも楽しみですね。関東馬最先着は1戦1勝で挑んだレイベリング(牡、鹿戸)の3着でした。好位からしっかりと直線も反応したレースぶりは素晴らしかったですね。ただ痛恨なのは賞金を加算できなかったことですかね。素質の高さは証明できただけに、春のG1に向けてどこで賞金を加算してくるかが非常に注目するポイントとなりそう。無事に大レースに出走してほしいですね。

 東京の未勝利戦を勝っていた3冠牝馬アパパネの子アスパルディーコ(牝、蛯名正)は、デイリー杯クイーンC(2月11日・東京、芝1600m)へ向かう。2戦目できっちりと変わった良血馬。重賞でどんな走りを見せてくれるか期待です。

 新潟2歳Sの勝ち馬で、阪神JFでは14着に負けていたキタウイング(牝、小島)はフェアリーS(1月9日・中山、芝1600m)へ。

 朝日杯FSで12着だったドンデンガエシ(牡、尾関)は状態次第でジュニアC(1月5日・中山、芝1600m)に登録する可能性も。慎重に状態を判断して決定するとのこと。

 同レースで10着だったグラニット(牡、大和田)は京成杯(1月15日・中山、芝2000m)へ。鞍上はサウジアラビアRCで大逃げして2着を演出した嶋田に戻る。(馬三郎美浦支局・木村)

 今年はこれが最後のPOGブログです。23年もよろしくお願いします。

 

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