【POG】スピードグラマー 話題の“マル外”は高い完成度

 「新馬戦」(22日、札幌)

 話題に富んだ“マル外”がデビューを迎える。札幌で順調に乗り込まれてきたスピードグラマー(牝、父イントゥミスチーフ、美浦・藤沢和)の初陣は、日曜の札幌1R・2歳未勝利(芝1500メートル)が有力だ。

 “マル混”(外国産馬が出走可能な混合競走)に限定されることが大きいが、芝1500メートルという距離で、鞍上にルメールを確保したあたり、陣営のこだわりがうかがえる。

 1週前は札幌芝で6F78秒5-35秒9-12秒3。3頭併せで最先着を果たした。千島助手は「トレーニングセール出身。素直だし、よくしつけられていますよ。やるごとに馬も良くなってきた」とVへの手応えをつかむ。完成度の高さを生かして初戦を突破する。

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