【ボート】地元・辻の情報量がモノを言う 超豪華メンバー競演!事前準備怠らず

 「宮島チャンピオンカップ・G1」(11日開幕、宮島)

 SG戦線の主役が大挙、宮島ボートに集結。“超G級”のバトルが11日に幕を開け、16日までの6日間で争われる。3月のSG・クラシック(児島)を制した桐生順平をはじめ、優出6人がすべて集結。ほかにも大会V2を誇る今垣光太郎、松井繁も登場と、遠征組はG1のレベルを超えたメンバーばかり。地元勢は辻栄蔵を中心に迎え撃つ。

 昨年はグランプリでファイナル進出。一昨年の当地グランドチャンピオンでも、地元勢で唯一の優出を果たした。広島の大黒柱と言えば、やはり辻。だが、宮島チャンピオンカップの優勝者一覧に辻の名前はない。G1初制覇は03年に地元で決めたが、これは当時G1だったMB大賞でのこと。地元周年戴冠はいまだに果たせていないが、そこへの思いはあまり強くない。

 「グランプリに出ることを目標にやっているので、そのための賞金を稼げるなら」。

 あくまでも目標は、05年以来の賞金王。そのためにコツコツと、SGやG1で賞金を加算していく。今回も、そのための戦いという位置づけが大きい。

 地元の大一番。「活躍はしたい」という思いはある。だから今回も、事前の準備には最大限の労力を費やす。「レースの結果は仕方ないと思えるくらい、準備はする」。エンジン調整、水面特性に関する膨大な量の情報。そして、それを過信してはいけないという戒め。すべてを兼ね備えて、辻は強力遠征勢を迎え撃つ。

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