武幸四郎が調教師試験合格 ユタカの弟、父邦彦さんの遺志を継ぐ

兄(武豊)からの連絡はありませんと語る新・調教師の武幸四郎(撮影・石湯恒介)
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 JRAは8日、17年度新規調教師合格者を発表。メイショウマンボで13年オークスを制すなど、G1・6勝を挙げる武幸四郎騎手(38)=栗東・フリー=が合格した。

 元騎手、元調教師の“名人”武邦彦の四男、“天才”武豊の弟として注目され、97年3月1日に騎手デビュー。初勝利がデビュー翌日のマイラーズC(オースミタイクーン)で、JRA史上最短記録となるデビュー2日目での最年少重賞制覇を成し遂げた。

 同年に37勝を挙げてJRA賞最多勝利新人騎手を受賞。00年にはティコティコタックで秋華賞を勝ち、G1初制覇を決めている。

 JRA通算687勝(G1・6勝を含む重賞28勝)。今年、8月12日に父・武邦彦さんが死去。2代目トレーナーとして父の遺志を継ぐことになる。

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