【競輪】涙のG1初制覇を果たした稲垣裕之が岸和田でトークショー
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「岸和田キング争覇戦・G3」(5日、岸和田)
G3開催中の岸和田競輪場に5日、前橋の寛仁親王牌でG1初制覇を達成した稲垣裕之(39)=京都・86期・SS=が来場し、トークショーを行った。
12回目の挑戦で初のタイトルを手にした寛仁親王牌。最後は平原康多に迫られ、ゴール直後は「またやってしまったか」と不安がよぎったそうだが「オーロラビジョンで確認して大丈夫だと思った」と振り返った。「そこからは表彰式まで記憶とかあまりない」と涙が印象的だったG1制覇や先月28日に京都で行われた祝勝会で子供たちから花束をもらいまた涙したエピソードを披露した。
年末には大一番のグランプリ(30日・立川)が控える。初参戦だった昨年は緊張のあまり前夜祭の記者会見後に涙が出たそうだが「1度経験できているのは大きい。今年は雰囲気、準備の仕方もわかってリラックスしている。いつも通りのスタンスで準備します」と2回目のGPへ今年は自然体を強調。「村上さんと優勝争いができるように」とGPで連係が予想される村上義弘との上位独占を宣言した。