【ボート】児島周年で増位山大志郎が熱唱 クラシック勝負駆けのG1が12月3日開幕
「G1・開設64周年記念・児島キングカップ」が12月3日から8日まで、岡山県倉敷市のボートレース児島で開催される。このPRのため、倉敷市競艇事業局の小田博則局長ら関係者が28日、この児島周年に出走する川崎智幸(49)=岡山・60期・A1=を連れて、東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。
今回はダブルドリーム制を採用。初日12Rのキングドリームは松井繁(大阪)、今村豊(山口)、平尾崇典(岡山)ら、2日目12Rのガァ~コドリームは菊地孝平(静岡)、今垣光太郎(福井)、川崎智幸(岡山)らが出走する。年末のグランプリ出場組は大一番に向けて勢いをつける目的があり、また、来年3月に当地で行われる「SG・第52回ボートレースクラシック」(2017年3月15~20日)の出場権を狙う選手も気合十分。初日から激しいバトルが繰り広げられそうだ。
2年前の児島周年を制した川崎は「地元ですし、調子うんぬんとか言ってられない。まだクラシック出場の権利を取っていないので、ここで優勝して、一発で出場権を勝ち取りたい」と気持ちを高ぶらせていた。
イベントも盛りだくさんで初日(3日)は大相撲の元大関・増位山太志郎の歌謡ステージ、2日目(4日)は仮面ライダーエグゼイドショーが行われる。売り上げ目標は37億円。
また同日、倉敷市競艇事業局の佐藤伸生参事、同管理課企画宣伝係の福海亮太副主任が、この児島周年に参戦する森定晃史(34)=岡山・90期・A1=を連れて、大阪市のデイリースポーツを訪問。森定は「もちろん優勝しか狙っていません。直前(10月末)に走ってエンジン相場は頭に入っていますからね。優勝してクラシックに出ます」と力強く語った。