【スワンS展望】2つ目のタイトル獲得を狙うサトノアラジン

 「スワンS・G2」(29日、京都)

 マイルCS(11月20日・京都)の前哨戦。直近10年で本番に6頭の連対馬を送り出しているように、重要な一戦だ。主役は2走前の京王杯SCで待望の重賞初制覇を飾ったサトノアラジン。マイル路線では善戦止まりだったが、芝1400メートルの流れが能力を覚醒させた。1週前追い切りは、栗東CWの3頭併せで最先着を果たして万全の態勢。この距離なら爆発的な末脚が使えるのは証明済み。じっくり構えての直線勝負で、2度目の重賞制覇を飾る。

 一昨年は3着、昨年は2着。3年連続の参戦となるフィエロ。安田記念後に休養を挟む臨戦過程も同じだ。1週前には栗東CWで併せ馬を行い、大きく先着。帰厩後は4本の追い切りを消化しており、今週の最終追いで仕上がりそうだ。京都では〈1521〉と安定感抜群。1年ごとに着順が上がっており、今年こそVをつかむ。

 高松宮記念で0秒4差の3着に好走したアルビアーノ。昨年制した相性のいい舞台で勢いを取り戻し、マイルCSへと駒を進めたいところだ。

 あとは、8戦8連対と無類の京都巧者ダンスディレクター。北九州記念を制したバクシンテイオーも差し脚が生きる流れなら浮上の余地も。

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