【京都大賞典】キタサンブラックが1番人気に応えて完勝 武豊「ホッとしています」

誇らしげなキタサンブラックと武豊=京都競馬場(撮影・石湯恒介)
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「京都大賞典・G2」(10日、京都)

 単勝1・8倍の圧倒的1番人気に支持されたキタサンブラック(牡4歳、栗東・清水久詞厩舎)が好位から力強く抜け出し、重賞5勝目を飾った。

 道中は逃げるヤマカツライデンを見る形の2番手でリズムよく運ぶ。手応え十分に4コーナーをパスし、直線半ばで堂々と先頭へ。武豊のステッキワークに応えてラチ沿いを伸び、後続の追撃を首差でしのいでV発進を飾った。

 キャリア12戦目にして、初めて1番人気を背負った一戦。武豊騎手は「ホッとしています。この馬らしい勝ち方だと思いますね。他に行きそうな馬がいたので2番手で。ムキになることなく走ってくれたし、状態の良さを感じました」と笑顔で振り返る。「後ろから来れば来るだけ伸びそうな感じでした。完勝だと思います。今回は春の天皇賞馬として負けられないと思っていました」と力を込めた。

 4日に80歳を迎えた歌手の北島三郎オーナーに勝利を届け「誕生日プレゼントと約束していましたから。勝てて良かったです」と胸をなで下ろしていた。2着は6番人気のアドマイヤデウス、3着には2番人気のラブリーデイが入った。

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