「２歳新馬」（１０日、京都）

　牝馬限定の芝１６００メートルで行われた一戦は１番人気のリナーテ（牝、父ステイゴールド、栗東・須貝）が制した。好スタートから６枠の２頭を行かせて３番手の外を追走。直線で満を持して追いだされると、しぶとく逃げ込みを図る１４番人気ダンツストーク（２着）をきっちりとらえ、半馬身差をつけてフィニッシュ。今年のダービー２着馬サトノダイヤモンドの異父妹が、１分３８秒０のタイムで人気に応えた。

　川田将雅騎手は「まだこれから良くなると思いますし、無事に勝ち上がれて良かったです」とパートナーをたたえた。

　なお、２着馬からさらに１馬身１／４差の３着は６番人気のダノンディーヴァ。武豊が騎乗した２番人気のヴィニーは出遅れて後方追走を余儀なくされ、最後は脚を見せたものの６着に敗れた。